果実は自然の恵です。作り手はできる限り品質の揃った最高のものに仕上げたいと栽培に腐心しますが、自然環境や生き物である樹の状態により、均質に高品質のものだけができる訳ではありません。
天産物であるが故の品質のばらつきがある中で、「お客様１人１人に”また食べたい”と思って頂けるフルーツをお届けする」というビジョンは、シンプルでありながら、実は簡単ではないことです。
一方で、お客様の”美味しかった””また食べたい”という気持ちが引き出せた時こそ、生産者冥利につきるというものです。
当園がお届けした果物はお客様の”また食べたい”という気持ちを引き出せているのか、そんな自問を繰り返しながら試行錯誤して良い果物づくりをしていきたい・・・。そんな決意と自戒を込めています。
